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「伝えていない承認」が、職場を少しずつ変えていく

「部下のいいところ、ちゃんと言葉にして伝えていますか?」

研修でこの問いを投げかけると、多くの管理職の方がちょっと間を置きます。

見ていないわけじゃない。気づいていないわけでもない。ただ、「言葉にして伝える」ところまで、できていなかった。

その「伝えていない承認」が、じわじわと職場の心理的安全性を下げていくんです。

社員はどう感じているか。「ちゃんとやっているのに、何も言ってもらえない。自分はここで必要とされているのかな。」その不安が、やがて「余計なことを言わないでおこう」「失敗したくない」という萎縮につながっていく。

承認って、特別なことじゃない

承認って、特別なスキルじゃないんです。「あの場面、見てたよ」「あなたがいてくれるから助かってる」。そういう、見えたことをそのまま届けること。

でも、その一言がなかなか出てこない。日々の忙しさの中で、「まあいいか」「今じゃなくていいか」になってしまう。

研修でこの話をすると、「言おうと思ってたんですけど、つい後回しになっていて」という声が必ず出ます。気づいていた。でも、言えなかった。それだけなんです。

だから、「言う習慣」をつくること。意識的に、一日一回、目の前の誰かに「見てたよ」を届けることを試してみてほしいんです。

承認が増えると、職場が動き出す

承認の言葉がある職場では、社員は意見が言いやすくなります。挑戦できるようになる。「この人に見てもらえている」という安心感が、行動を変えていくんです。

逆に言えば、承認が増えると、人は動きやすくなります。それが心理的安全性の高い職場です。

まず一日ひとつ、目の前の人に「見てたよ」を届けてみてください。そこから始まります。

 

職場のことで、何かひとつでも「あるある」と思うことがあったら、ぜひ一度お話しましょう。

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